ジャパニーズウイスキーですね。
竹鶴21年ピュアモルト
竹鶴はモルトウイスキー(大麦由来のウイスキー)ですが、余市と宮城峡のモルトをヴァッティング(混合)しているため、シングルモルト(単一の蒸留所のモルトウイスキーのみを利用したもの)ではなくピュアモルトを名乗っています。
Withmeが飲む
オーク、ピート、シェリー感がうまーーく纏まっている。ピュアモルト故か、ブレンドされているのにとても濃厚でリッチな味わい。香りも味も深く、所謂ガンギマリ系のウイスキー。
改めて飲むと、その懐の深さに語彙力が消える。
真剣にこう、文字にすると本当化物みてぇな酒だなこれ。
オーク由来のバニラも、レーズンというよりシェリーそのものっぽい位濃いシェリー感なんかは正に余市モルトの原酒を思い出せるし、芯のあるピートもそれらを暴れさせずちゃんと抑えてる。
そこを纏めてるのが宮城峡モルトの優しさなんだよな…余市モルトだけじゃこの口当たりは無理だと思う。そんな相反する原酒をしっかりとブレンドで一つの作品にしてる。全体的に骨太でサントリーには無い無骨さ、しかしそれを醸し出しつつのまとめ役と樽熟成感。いやー、うまいねぇ!!!
加水するとアルコールとピートが弱まって華やかさが出てくる。レーズン、バニラ、ややタンニン。ピーチのような果実香も出てくるな。これロックでも最高にうまそう。
定価の15000円で買えるなら今でも余裕で高コスパウイスキーの一角を担える味わい。
ハイボールはタンニンが強く出て微妙だな。これはねぇ、花見とかで雑に飲んだら申し訳無い酒だね()いや、本当に若干後悔するレベルで美味い!!
まとめ
ガンギマリ度…★★★★☆
コスパ…★★★★☆
初心者オススメ度…★★★☆☆
入手難易度…★★☆☆☆(プレミア値だが普通に売ってる)
定価…15000円
今のお値段でも十分魅力的なウイスキー。ぼく(kinako)も持ってますが、おいしいですよ。